第18回日本山岳耐久レース(2010.10・11.SUN・MON)
ハセツネCUP
リザルト
種目名 男子総合
順位 89位/1464人中 【出走2232人 完走1622人 完走率72.7%】
ナンバー 2078
タイム 10時間51分5秒 昨年 9時間53分38秒 (60位)
第1関門 2時間55分19秒 (61位) 2時間51分07秒 (60位)
第2関門 5時間50分55秒 (47位) 5時間40分47秒 (41位)
第3関門 8時間58分27秒 (80位) 8時間19分31秒 (52位)
経過
仕事終了後21時半に弟(彼女も同行)の運転で東京都あきる野市に向けて出発
自分は後部に布団を敷いて寝る
ところどころ目が覚めるが正味4時間は寝れたと思う
6時頃に上里SAで朝食、かけうどんとライス
8時頃会場付近に到着、しかし受け付けは10時からなので秋川渓谷沿いをドライブ
看板に釣られて山道へ、山頂はガスと青空で綺麗な景色、神社もあり完走祈願をする
来た道を一旦戻り10時過ぎに日の出インター付近のイオンで最後の調整でうどんといなり寿司食す
11時過ぎに弟達と別れて会場入り
装備はヘッドライト・ハンドライト2本・アクエリアス2L・ショッツ6本・パワージェル4本(2本残)・アミノバイタル10本(4本残)・塩飴5個(3個残)・ブドウ糖10個(4個残)
13時スタート 気温は27℃で暑い 装備が多いせいかRUN中ザックが左右に激しく揺れる
普段の登山ならスタートして30分もすれば足も呼吸もだいぶ楽になるのだが今回は1時間経っても足は楽にならずに重いまま
今回はやばいかな〜と思いながらもひたすら前に進む
Mさんとはスタートしてしばらく一緒だったがすぐに先行されてしまい以降は一度も会う事はなかった
体は重いままなんとか第1関門に辿り着く、昨年より4分遅い、この頃は体は少し余裕が出てきていた
4時間以上が経過して辺りが暗くなり始めてライトを点灯、ほぼ同時に雨が降ってきた
暑い体に雨は気持ち良くライトも明るくて下り坂も順調なペース下れて第2関門着、去年より10分遅い。この時点(本当はもっと前に諦めていた)で9時間切りは諦めていた
第2関門でポカリを1.5L補給(関門4キロ手前でアクエリアスは切れていた) サプリメントも入れ替えをして気分を新たにスタート
2キロほど進むと左足が岩に引っ掛ってしまい右膝から転倒、膝に痛みがぶり返してきてしまった
しかし膝の痛みは次第に消えたがここからまさかのハンガーノック状態に
登りになると足が上がらず何度も地面に座り込んで休憩
数分歩いて数分休むを繰り返しながら頭の中では「なんでこんな苦しい事をしているのだろう?リタイアして早く休みたい!来年は絶対に出ない!まさに生き地獄!」
などと何度も思った。本当に辛くて苦しくて止めたかった。でもリタイアしてもescape routeも無いから結局自分で歩かなきゃいけないと思ったのでゆっくりゆっくり進む
この頃はチェックポイントに居るスタッフ達の応援がとてもありがたかった
やがて第3関門になんとか到達 夜景が超綺麗だった ここからの道は基本的には下りで下りならゆっくりではあるが走ることもできた
ゴール2キロ手前あたりからは舗装された急な下り坂になり膝にかなり負荷がかかってしまい流石に痛かった
そしてフィニッシュを迎えた。苦しかった11時間がようやく終焉を迎える事ができた
その後は無料の豚汁を食べ、弟(富士サファリパークに行っていた)に迎えに来てもらい光明山荘の温泉(1000円)に入ってから車の中で5時まで寝た
当初は部門別で入賞する予定だったのだが表彰式にも出る必要はなくなったので帰路につく
快晴で本当に気持の良い朝だった。富士五湖道路〜御殿場〜東名自動車道〜名古屋〜東海北陸自動車道〜北陸自動車道で17時に自宅に到着
今年のハセツネCUPは幕を閉じた
総括として今年は昨年の経験もありコンタクトレンズ&NEWシューズ&装備面&体力面で自信があった
が、しかし結果は目標より1時間50分、昨年より1時間も遅いタイムで散散な結果だった
理由は準備はしっかり出来たけど一番肝心の体力が全然ダメだった事に尽きると思う
ひとつ言い訳を言ってもいいのなら3日(日曜日)ハーフマラソン・7日(木曜日)白山登山記録会で疲労が溜まっていたせい?