白山白川郷ウルトラマラソン(2013.9.29)
コースマップと高低差表(赤字が100kmの部) | |
前日受付 | スタート前 |
フィニッシュ(円井さんの奥様提供) | 号泣(円井さんの奥様提供) |
フィニッシュ(姉提供) | 弟フィニッシュ | NOZA、安井、みさごさんフィニッシュ |
集合写真、みんな良い笑顔 |
リザルト 公式HPの大会報告 100kmの部男子 速報記録
種目 | 100kmの部 男子 |
所属 | MH.TRC |
ナンバーカード | 1274 |
記録 | 9時間48分35秒 |
種目順位 | 第33位/675人中 |
男女総合順位 | 第33位/758人中 |
ラップタイム(自己計測)
5k | 25:44 | (25:44) | 30k | 2:49:15 | (29:46) | 55k | 4:59:11 | (24:34) | 80k | 7:58:02 | (27:14) |
10k | 54:01 | (28:16) | 35k | 3:20:39 | (31:23) | 60k | 5:31:37 | (32:26) | 85k | 8:23:13 | (25:11) |
15k | 1:22:53 | (28:52) | 40k | 3:49:11 | (28:32) | 65k | 6:13:13 | (41:35) | 90k | 8:52:15 | (29:02) |
20k | 1:51:5 | (28:58) | 45k | 4:11:11 | (22:00) | 70k | 6:58:09 | (44:55) | 95k | 9:21:23 | (29:08) |
25k | 2:19:28 | (27:36) | 50k | 4:34:36 | (23:25) | 75k | 7:30:41 | (32:38) | 100k | 9:48:35 | (27:12) |
ラップタイム(公式)13年11月11日追加
10k | 0:54:01 | (0:54:01) | 60k | 5:31:37 | (0:57:00) |
20k | 1:51:51 | (0:57:25) | 70k | 6:58:05 | (1:26:28) |
30k | 2:49:16 | (0:57:25) | 80k | 7:58:02 | (0:59:57) |
40k | 3:49:08 | (0:59:52) | 90k | 8:52:14 | (0:54:12) |
50k | 4:34:37 | (0:45:29) | 100k | 9:48:35 | (0:56:21) |
※ 42.195k 3:58:37 98k 9:33:34 (5:59) 99k 9:44:39 (5:05) 100k 9:48:35 (3:56)
仲間の記録 ※一部抜粋
出海 | 9時間42分33秒 | 第29位 |
円井 | 9時間58分03秒 | 第39位 |
MAMORU | 10時間18分59秒 | 第43位 |
弟 | 11時間41分38秒 | 第128位 |
みさご | 11時間53分42秒 | 第146位 |
安井 | 11時間53分42秒 | 第147位 |
NOZA | 11時間53分42秒 | 第148位 |
経過
前日受付を済ませ、帰宅後夕食をいつもより多めに摂り、TBSの赤坂5丁目ミニマラソンを見てから21時半頃就寝。
2時起床、朝食は雑煮を7個食べる。
準備して2時50分自宅発、会場には3時10分頃到着。
到着後直ぐにみさごさんと合流、それからMAMORUさんやNOZA君&安井君(NOZAの友人)とも合流。
テレビ金沢のインタビューを受けて、スタートブロックへは3時50分頃並んだ。
そこでは出海さんや円井さんとも合流。
そして午前4時に号砲。自身にとって初めてのウルトラマラソン(100km)がスタートされた。
スタート後は、いきなりスーパー林道へは向かわず、約5km(往復10km)を海方面に向かって進む。
実はこの5kmの区間の途中で、ばあちゃんの家の前を通るコースがあり、丁度そこを通る時はばあちゃんを筆頭に親戚一同&家族&姉家族が応援してくれていて、相当励みになったし、かなり嬉しくて、沢山の元気とやる気を貰う事が出来た。
スタートしてからは、未だ経験のない距離を走るので、ペースがいまいち分からなくて、とりあえず1キロ6分を目安に弟と喋りながら並走。
そして15km付近で、弟のトイレ休憩のタイミングで別れて、単独走行を開始。
一里野温泉、スーパー林道無料区間を経て、中宮料金所を越えるといよいよ標高差約1000mの登りの始まりである。
登り坂は得意な方なのでエイド以外は歩かずに走る。
しかし足を使いすぎると後半潰れると思っていたので、余力を残したまま低速走行。
37km付近で円井さんに追いつき、少しだけ並走して先に行かせてもらう。この時点でMH.TRCの先頭に出る。
約40km地点の最高標高地点「三方岩駐車場」では親戚のおばちゃんが給水ボランティアをしていて、大きな声援と元気を貰う。ありがとうございました。
出発時も大きな声援で送り出されてここからは下り。
抑えてもスピードは出てしまいキロ5分を切るようなペースで走る。
スーパー林道を下りきると、トップの選手がやってきた、流石に速い。この時点で約1時間差。
その後コースはいよいよ世界遺産白川郷へ。
白川郷では、「早く私設エイドが在るデイリーマートの交差点に行きたいな〜」と思いながら走っていたが、コースを分かっていなかった為どんどん奥へ奥へ進むコースに肉体的にも精神的にもダメージを受け、更に、展望台へ向かう坂が特に激しい登りで、スタートしてからこの坂が一番辛かった。この辺りから股関節が攣る様な感覚に陥る。
その後50kmの部のゴール地点を通過して、私設エイドが有るデイリーマートのコンビニに向かう。
だがここでトラブル発生。居るはずの私設エイドが居なかった。
私設エイドではウィダ―インゼリー&アミノ酸&ブドウ糖&元気を貰う予定だったが、貰う事が出来ずに「まじかよ〜」ってな感じだった。
でも、どうしようもないのでそのままスーパー林道に向かって走行。
その途中で前方から走ってくる弟と遭遇。
弟に「私設エイド居らんかったぞ〜」等と会話しながらハイタッチ。
更に10分程走ると、次にみさごさん&NOZA君&安井君と遭遇。彼達三人衆は楽しそうにワイワイ言いながら走っていた。
ここでも元気を受け取って再びスーパー林道の激坂に向かって走る。
そしてスーパー林道の入口に到着。足は既に死んでいたが前に進まないとゴールは来ないので一歩一歩確実に進む。
この辺りから目標の10時間切りを意識しだす。
(60km通過時点で5時間30分で最高標高地点までの残り10kmの登りを1時間30分で走り7時間、ゴールまでの約30kmの下りは重力を利用してキロ6分の3時間で下る作戦)
60km〜72kmはこのコースで一番登りの酷かった区間で、歩きと小走を繰り返す。(この区間の12kmは1時間40分も掛かってしまった、キロ8分20秒)
72kmの最高標高地点「三方岩駐車場」で再び親戚のおばちゃんや大勢のボランティアの方々から声援を受け、エイドに有ったコーラも飲んでちょっと復活。ついでにデポしていたウィダ―インゼリーとショッツも2個回収。
75kmの通過は7時間30分で、「残り25kmをキロ6分で走れば10時間は切れるな」と計算して走る。
だが、先ほども書いたが足は既に死んでいて鉛の様になっていたのだが、下り坂なので重力を利用してなんとか進めるという状況だった。
その後はタイムを意識しながら走り、95km地点でようやく10時間切りを確信する事が出来た。
そして97km地点付近から自然と泣きそうになってしまう。
初フルマラソン完走の時や24時間日本三名山登頂の時も泣きそうになり、ゴール後実際泣いてしまったが、今回も辛かった分泣きそうになっていたので、ゴール後は絶対に泣かないと決めて、別の事を考えながら走る。
99km地点で、不思議な事に足の疲労が回復してきてペースアップ。
ゴール200m手前で姉の旦那と甥っ子を発見。
ハイタッチをして、いよいよフィニッシュ会場の白嶺中学校グラウンドに入場。
ゴール手前では親戚や家族や甥っ子達が居て笑顔でハイタッチ。
そして見事目標達成の9時間48分35秒でフィニッシュする事が出来た。
ここまで涙は堪えていたけど、ゴール直後に遂に感極まって泣いてしまった。
恥ずかしかったけど、自分ではどうしようもなかったので感情に身を任せて号泣。
数分で落ち着いたが、久し振りの感情だった。
その後直ぐに円井さんがフィニッシュ、更に20分後にもMOMORUさんがフィニッシュ。
弟も2時間後位にやってきて見事フィニッシュ。
弟から10分後にもみさごさん、NOZA君、安井君もフィニッシュして、全員が無事に完走する事が出来た。
ゴール後は皆で記念撮影(円井さんは現場に居なかったので一緒に写真は撮れず)。
初のウルトラマラソンは本当に長くてしんどかった。
80km以降は舗装道路の僅かなデコボコが足に響いたり、足が上がらなくて摺り足の様にしか出せない状況にもなった。
今回摂った行動食はショッツ5個、アミノバイタル2個、べスパハイパー2個、ウィダ―インゼリー1個、を定期的に摂取。
スタート前はスペシャルドリンクとアミノバイタルとべスパプロとウィダ―インゼリーを各一個ずつ食べた。
途中のエイドでは大きな固形物は食べないで麺類やあんころ餅やバナナ等消化の良い物を食べる。
結果的にスタミナが切れる事は無かったので栄養補給の量と間隔は合格点だと思う。
それにしても大会運営やエイド関係、ボランティアの皆さんは完璧だったと思う。
参加者1500名に対してボランティア・スタッフが約1100名居て早朝から競技終了まで本当にお疲れ様でした、頭が下がります。
ボランティアやスタッフの協力が無いと大会なんて絶対に運営出来ないと実感した。
本当にありがとうございました。
個人的には4月の長野マラソン・サブスリー、7月の富士登山競走・時間内完走、今回のウルトラマラソンでサブテンで市民ランナーのグランドスラムが達成できたので満足でした。
親戚や家族のみんな、他にも応援してくれた全ての方々、本当にありがとうございました。
そしてメンバーのみんなもそれぞれの戦いに勝利して見事無事完走出来たし、本当にお疲れ様でした。
いや〜良い大会でした、白山白川郷ウルトラマラソン最高です。こんな素晴らしい大会が地元であるなんて誇りです。
大会後は夜からMAMORUさん、みさごさん、NOZA君、安井君、自分の五名で打ち上げを開催。
大会後の肉とビールは細胞に沁みました。流石に皆疲れていたので1時間ほどで打ち上げは終了したが、楽しかった〜
そんなこんなで白山白川郷ウルトラマラソンは幕を閉じた。
来年は絶対に参加したい!!と今の時点では断言できないけど、きっとまたエントリーしてしまうんだろうな〜(*^^)v