前夜22時に就寝、23時半起床、23時45分から朝食。
翌0時45分に手取川河口まで送ってもらい、1時からスタート。

走行開始から10分程で、前方に自転車のライトが点灯。
そのライトの正体は応援に駆けつけてくれた葛城だった。
嬉しい遭遇で会話しながら走行。

辰口橋付近でもムロさんが応援してくれた。
ムロさんありがとうございました(^O^)/

その後もキロ5分10〜30秒のペースで河川敷を走行して白山市へ。
結局、葛城は19km地点のローソン鶴来白山店まで並走してくれた。
葛城ありがとう〜(^O^)/

ここまで体調は順調で特に問題なし。
だがここらかは独りでの走行になるのでペースを上げ過ぎないように意識して走る。

暗闇の中、ヘッドライトの灯りを頼りに、通い慣れた道を白山山頂に向けて一歩づつ確実に進む。
やがて薄っすらと明るくなってきた頃、ばあちゃんの家の横も通過して、37km地点の道の駅瀬女へ。

瀬女では私設エイドが開かれてる予定だったが、気配すらなかった。(この頃はまだ夢の中だったらしい)
でも飲料や行動食はザックに重たいくらい積んでいたので、特に問題なし。

40km地点の手取川ダムからは厄介なトンネル地帯になるのだが、敢えて右側を走行して、対向車が来たときだけ歩道に上がると良い感じで走れた。
(因みに歩道の溝蓋は大きな穴や隙間だらけで超走り難かった)

フルマラソンと同じ距離の42.2kmは4時間5分で通過。

トンネル区間が終わりに近づく頃、なんとueta君が応援に駆けつけてくれた。
しかも夜勤明けと言うのにこんなに遠くまで来てくれて、マジで感謝です。
ueta君、ありがとう、差し入れも最高でした(^O^)/

トンネル地帯は約10km続き、ようやく白峰地区へ。
この頃は体力的にはまだ若干余裕があったけど、足の関節はやや重たくなっていた。
そして52km地点の白峰ゲートに到達。
いよいよここからが標高差が出てくる県道白山公園線へ突入。

この道路は市ノ瀬まで約11kmあり、中間点の百万貫の岩まではキロ5分30秒ぐらいで順調に走行。
しかしある程度の標高差が出てくると流石にペースダウン。
疲労も徐々に蓄積されてきたのもあり、キロ6分を越えるようなペースになることもあった。
加賀禅定道山スキーの時は55分で走れたこも区間が、今回は70分も掛かってしまう。

市ノ瀬に付く頃ようやく私設エイドが開かれていてノニプロや果物を補給したり、甥っ子達からかわいい応援を受ける。
そして更に標高差がある市ノ瀬〜別当出合間は大幅にペースが落ちて57分(キロ9分ペース)も掛かってしまった(前回は32分)。
この区間は今回の山行きで一番しんどい区間でもあった。

そしてスタートから70km地点の白山登山口「別当出合」へはぼ予定通りの7時間10分で到達。
別当出合からは得意の登山なので、ランとは違う筋肉を使って適度なペースで登る。
先行者を何人も抜いて、中飯場へ。

中飯場からは少し進んだ所で前方から緑の格好をした大がらの男が現れた。
その男とはなんと早朝登山を敢行したNOZA君だった。
ここでもサプライズ的な遭遇だったのでかなり元気をもらう。
NOZA君ありがとう(^O^)/

ここから先は職場のお客さんや当HPの読者の方と沢山遭遇して、テンションも上昇傾向。
山えいちゃんにも甚之助の少し上で追いつく事が出来、お互いに写真を撮ったりする。

その後は五日前と同じ砂防新道ルートで、十ニ曲、黒ボコ、弥陀ヶ原、室堂と経由していよいよ山頂へ。
そして開始から約9時間20分、別当出合から2時間5分、走距離76kmの道を人力で歩き切り、見事白山に登頂する事が出来た。
今までの登山と違って海抜0mからランだけで登頂出来たので達成間はハンパなく、感無量だった

山頂では景色を堪能したり、おにぎりを食べたり、他の人と会話したりしながら約20分滞在。
その後はいつも通り、夏道は慎重に下り、雪上になると一気に歩幅を広げて大股で走る。

黒ボコ岩から下部でも豪快に靴スキーを楽しんであっという間に甚之助小屋へ。
甚之助小屋では賑やかな団体さんにパイナップルの差し入れや偉業に対しての拍手を頂く。

甚之助小屋を越えて、標高1700m付近になると藪も出て来くるので、怪我しないように、且つトレースも見失わないようにして下山。
標高1600m付近からは夏道を中飯場経由で別当出合へ。
因みに今回は下山時間は山頂から70分程度だった。

別当出合で最後に記念撮影をして、送迎車が待っているはずに別当出合ゲートへ。
ゲートでは既に送迎車が待っててくれて、着替えて帰路についた。

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