第24回日本山岳耐久レース ハセツネCUP(2016.10.9〜10.10)

プロテイン、ジュース、エナジー エナジードリンク、五本分 出走前
Kouさんと遭遇  優勝候補筆頭、上田瑠偉 撮ってもらいました
フィニッシュ RCチップ回収中 円井夫妻
温まる汁物  背面ショット  外気温は低め
今年もサポートありがとう 帰路に寄った昇仙峡 シンボルの覚円峰

リザルト        公式HP     公式記録

種目 男子総合(71.5km)  
部門 男子30歳代  
ナンバーカード 3098  
記録 11時間51分55秒
種目順位 第169位/1697人中 出走者2453人
部門順位 第82位/413人中 完走者1923人
男女総合順位 第178位/1923人中 完走率78.4%
     
通過タイム 2016年(今年) 2015年 2014年 2013年 2010年 2009年(初出場)
第一関門 3時間32分23秒 (276位) 2時間44分54秒 2時間48分06秒 2時間43分47秒 2時間55分19秒 2時間51分07秒
第二関門 7時間10分14秒 (221位) 5時間34分59秒 6時間17分38秒 6時間04分48秒 5時間50分55秒 5時間40分47秒
第三関門 10時間21分53秒 (180位) 8時間01分56秒 9時間25分08秒 9時間03分00秒 8時間58分27秒 8時間19分31秒
総合タイム 11時間51分55秒 (169位) 9時間13分25秒 11時間11分12秒 10時間31分00秒 10時間51分05秒 9時間53分58秒
             
仲間の記録
円井さん 9時間29分52秒 26位
Kouさん 13時間24分20秒 320位

経過

土曜日の朝6時に石川を出発。

今日中に会場の近くに行けば良いので、下道利用の軽井沢経由で向かう。

軽井沢では旧軽井沢銀座でパンやモカソフトを食べたり、アウトレットで買物をしたりしてリラックスする。

夜は埼玉県の温泉に浸かって、美味いカレーうどんを食べてから、会場付近に移動して車中泊。

22時頃就寝で明日に備える。

起床は6時頃で、スタートの13時までは受付をしたり、力うどんを食べたりしてゆっくり過ごす。

そして13時に自身6回目のハセツネCUPはスタートされた。

因みにハイドレーションの中は水1900ml、ノニジュース100ml、プロテインをスプン4杯分。

他にはバナナ4本やゼリー飲料、ベビーラーメン、そして裏技として500mlのナルゲンボトルにノニのエナジードリンクを満タン(4本と少々)に入れる。

Start〜第一関門

スタートはいつも前の方(10列以内)に居るが、今年は会場に着いた時点(12時40分)でロープでしっかりスタートブロックが区切られていて、前方に進入できず30〜40列目ぐらいに並ぶ。

その事でスタートゲートは号砲から20秒後に通過。

今回は練習不足故、体力が無い事は自身で分かっていたのでスタートから約1kmのロード区間はゆっくりなペースで走行。

オフロードに入ってからはかなりの混雑気味、そして登山道に入ると一気に渋滞へ。

昨年も登山道では焦らないで渋滞に身を任せて進んでいたので今年もその流れに乗り、焦らないで進む。

それでも渋滞が解消すると割と良い感じで走れたので、第一関門は昨年と同等か少し遅いぐらいで通過すると思っていた。

しかし不思議な事に2時間50分を越えてもなかなか第一関門の気配がない。

そして3時間を越えた辺りで前を走っていたランナーに「第一関門までどれくらいですかね〜?」と尋ねると「このペースだとあと30分ぐらいですかね」と返事。

これには心底ビックリした、そして第一関門まであと2.3km(うろ覚え)の文字を見て更に愕然とした。

過去五回のレースは2時間50分前後で走れていたのに、今年は”良い感じで走れているつもり”にも拘らず、かなり遅くなる予想で悲しくなる。

やがて疲労も出てきて、モチベーションも低下したので、”第一関門でKさんが居たらそのままリタイアして下山しよう”という選択肢も浮上していた。

そして第一関門は驚きの3時間32分23秒の通過。

タイムや疲労具合で心身的にもダメージがあったのでリタイアしたかったが、残念な事に居るはずのKさんを見つける事が出来なくて、そのまま進むしかなかった。
(後に分かった事だが、Kさんは第一関門に向かう登山口まで行ったらしいが、大きなヒルが居た事で気持ち悪くなり戻ったみたいだった)

第一関門〜第二関門

第一関門でリタイア出来なかったので、気持ちを入れ替えて進む。

しかしこのペースだと正直何時間でゴール出来るか予想がつかなかった。

Kさんは自分のフィニッシュを会場で待ってくれているので、遅くなればなるほど待たせる事になる、なので少しでも早くゴールする事を目指して走っていた。
(携帯電話を持たずに走ったので遅くなるなどの連絡が出来なかった)

自分では必死に進んでいるがつもりだが、根本的に体力が低下していたので昨年と比べても基本のペースが遅くなっていた。

第二関門の通過は7時間10分で今までで最も遅い通過と区間タイムだった。

第二関門〜第三関門

第二関門は今大会唯一のエイドステーション。

スタッフの話では、スタート時の蒸し暑さから水分を大量に摂取した人が多く、水分切れに陥り、それに因りリタイヤ者も続出していたらしい。

しかし自分のハイドレーションは500mlしか減っていなかった。

これはなぜかというと、ノニ関係で作ったハイドレーションの中身が甘くなり過ぎて全然飲めなかった為である。

その為にエイドでは水を500mlだけハイドレーションに追加して、残りの水1000mlは直接がぶ飲みした。

純粋な水を飲んだ事により、細胞も復活してくれてエイドを出た頃はかなり元気だった。

しかし、根本的なスピードや体力は落ちていたのでこの区間も最も遅い通過と区間タイムだった。

第三関門〜Finish

第三関門は10時間21分で通過、その事により12時間切りは出来そうな感じだったので、最後まで頑張って走る。
(前回はこの区間を72分で走っており、今年は99分の余裕があったので頑張り次第で行けると思っていた)

基本的に下りの区間なので重力も後押し、更には12時間切りという目標も出来たので目標に向かって進むのみ。

でも一番のモチベーションは”ゴールで待っているKさんを一秒でも待たせないようにする事”だった。

ラスト3kmの看板で11時間28分前後?だったので11時間台でのフィニッシュは確定。

そして11時間51分55秒でのフィニッシュとなった。

総括

今回の大会は明らかな練習不足だったので、体力には期待できずノニのパワーに賭ける事しか出来なかった。

しかし特別ブレンドで作ったハイドレーションが甘過ぎて飲めなかった事で脱水症状的な感覚にも陥ったし精製ミスだったかもしれない。

だが、ノニのエナジードリンクは効いたと思う。

約2時間毎に100cc前後飲んだのだが、前回ほどの超回復感は得られなかったが、明らかに体が楽になったのを感じる事が出来た。

そして、結果的にはリタイアをしなくて良かったと思う。

リタイアしていたらその時は楽でも何も思い出にならないし、今となっては完走出来た事で思い出となっているし、達成感も得られている。

記録としては、今回は環境の変化を言い訳に大した記録は出せなかったので、次回はもっといい記録を出したいと思う。

参加された円井さん、Kouさん、お疲れ様でした。

そして往路、復路、大会期間中もサポートしてくれたKさん、本当にありがとうございました。

やっぱりハセツネは面白いです。

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