〜室堂〜砂防新道〜別当出合〜市ノ瀬〜白峰ゲート
本日こそ完全に初冠雪だろう〜、と予想して二週連続で午前の有給利用で白山へ。
しかし前日までの天候が悪過ぎて白峰ゲートが閉鎖されてしまった。
それでも初冠雪が期待される以上は行くしかなかった！
ちょっと寝坊したが2時頃に起床して3時過ぎには白峰ゲートへ。
そして3時37分に白峰ゲートをスタート。
久し振りのＭＴＢだったが、汗を掻かないぐらいの強度でペダルを漕ぐ。
市ノ瀬まで楽勝、別当出合までの坂は少々疲れたが5時頃に到着。
ここから登山開始。
さて、雪はどの辺りから出てくるかな〜？とワクワクしながら歩く。
そして中飯場辺りから待ちに待った積雪がチラホラ。
気分を高揚させながらどんどん歩く。
積雪も標高に比例してどんどん増えて行く。
この時点で唯一の懸念は快晴ではなかった事だが、晴れる事を信じて進むのみ。
登山を開始して110分で弥陀ヶ原へ。
ここでは冠雪された真っ白の御前峰を見る予定だったが残念ながらガスで見れず。
晴れそうで晴れない微妙な天候だったが山頂へ向かって進む。
五葉坂や御前峰の登りでは吹き溜まりで30ｃｍ程度積もっていてスピードも上がらないが、別当出合から2時間40分程で山頂に到着。
山頂はガスで視界が無い時間が多かったが、偶にガスが晴れて綺麗な景色を見させてくれた。
（この時に撮った画像が北國新聞の夕刊に掲載された）
もっと長居したかったが、13時には出勤しないといけないので15分程の滞在で下山開始。
下りでも、青空に真っ白い雪景色を見る事を期待しながら歩いていたが結局最後までガスに阻まれて完璧な風景はお預けとなった。
その後別当出合には9時50分頃到着。
そこからＭＴＢで約16ｋｍの道程を約40分で疾走してフィニッシュ。
自宅へは11時半頃着いて、シャワーを浴び昼食を食べて出勤して12時55分にタイムカードを押して午後の勤務となった。
今回の山行は結果的に最高だった。
開山1300年の節目の年の最初の積雪を、一番に眺めれたし踏みしめる事が出来て本当に良かったと思う。
白峰ゲートが閉まった事で自分以外は全く人が居なくて完全に貸切状態だったし、その事で新聞にも掲載されたし最高だった。
新聞掲載は仕事面でも良い事をもたらしてくれた。
それは小松市に在る大企業の事務所を訪問した際、丁度夕刊の配達がきて、
「あっ、この一面に載ってるの僕の画像で今朝撮ったやつです」と伝えた事で一気に御客さんとの距離も縮まり、
普段ほぼ話をした事がないお偉いさん達にも自分という人間を売り込めた事だった。
白山夏山開き、白山初冠雪、自分にとってはどれも欠かす事の出来ない白山の大好きなイベントである。
※因みにこの日は金沢地方気象台から白山の冠雪は目視出来ず”公式な初冠雪”は発表される事はなかった。
※しかし今年初めての積雪が確認された事は紛れもない事実である。
【登山データ】
総距離47.89ｋｍ（約32ｋｍはＭＴＢ）
累積標高差2269ｍ
総時間6：41：50