朝5時過ぎに釜トンネル前に下ろしてもらいそこから上高地までラン開始。
トンネル内は頻繁にバスやタクシーが通過してヘッドライトに照らされたホコリや粉塵の多さに驚愕。
喉や鼻が心配だったが進むしかないので進む。

体調は良好で良い感じのペースで走行。
30分程で上高地BT、更に5分後に河童橋へ到着。
数枚写真を撮ってから横尾へ。

横尾まで約9km程だが、50分程度で走行。
この間で300人以上は抜いたと思う。

横尾から新村橋間は人も疎らで追い越しも気にならなかったが、新村橋以降は登山道も細く、少しでも人が居ると渋滞気味になりペースは落ちる。
まぁ急いでいるわけではないので、挨拶や自然の風景を楽しみながら流れに沿って進む。

涸沢へは開始から3時間弱で到着。
3連休初日だが連日の好天で涸沢ヒュッテ周辺は人の量とテントの数が半端なかった。
その中でも撮影スポットでしっかり撮影する。

スタート時は涸沢以降はどういうルートで新穂高に行くかは決めていなかったが、
大キレット経由で槍経由の新穂高は時間的に不可。
白出沢経由の新穂高は逆に時間が余り過ぎると思ったので、ジャンダルム経由で行こうと思いとりあえず奥穂山荘へ向かう。

ザイテングラードルートは涸沢ヒュッテ周辺よりも紅葉が綺麗だったかもしれない。
登り自体は結構疲れたが見たかった紅葉が見れたので来た甲斐があったと思う。

穂高岳山荘に到着後は写真を数枚撮って直ぐに奥穂高岳へ向かう。
15分程で国内第3位の奥穂高岳山頂に到着。
山頂には10名程居たので順番に山頂で写真を撮り合いながら過ごす。
時刻は9時40分、長居も出来ないので早速ジャンダルムへ。


ジャンダルムへは序盤に最大の難所である「馬ノ背」がある。
過去に3回ほど通過した事があるが、今回は他の登山者が居たためか?久し振りの岩場だったためか?
は不明だが、一瞬恐怖心に苛まれた事を覚えている。
しかし、恐怖心も一瞬で消え、次第に楽しさの方が増してきて以降はまったく問題無し。
道中は進行方向に見える岩場を「あんな所どうやって通過するんだろう?」と思っても、実際に現場まで行くと鎖や目印があるのでに難なく進める。
ジャンダルム、天狗ノ頭、間ノ岳、西穂高岳、独標のアップダウンを越えて3時間程で西穂山荘へ。

時間に余裕があれば焼岳方面に進んで中尾峠経由で新穂高温泉に向かうコースもあったが、
(時間的に)今回はパスして通常ルートでロープウェイ駅へ向かう。
しかし、ロープウェイに乗るはずもなく途中から旧道へ。
このルート、崩落があるので現在は通行出来ないが、過去に通った事もあるので構わず進む。
誰も歩いていないので荒れてはいるが特にトラブルもなく通過。
むしろ後半は草も刈られていてとても歩き易く、シダも綺麗で人気もなく超気持ち良い下山道だった。

40分程旧道を歩くと、工事用の舗装路に合流。
その後、約3kmの道程を4分/kmのペースで走行して予定通り14時に新穂高ロープウェイの駐車場に到着。
駐車場では既に妻が待機してくれており、そのまま中尾温泉にある旅館の日帰り貸切風呂で汗を流して完全燃焼フィニッシュ。

久し振りの穂高連峰は紅葉あり、大展望あり、スリルあり、で大満足の山行となった。
送迎してくれた妻には感謝している。

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