第72回富士登山競走(2019.7.26)

浅間神社横のカーブ(約2.8km地点) 嫁さんが携帯電話で撮影 赤ちゃんから応援
五合目の弟 五合目 青空も見えてる

リザルト   公式HP   速報記録

種目 山頂コース・男子   弟の記録
ゼッケン 148   291
所属 MH.TRC   MH.TRC
記録 1時間46分44秒   1時間46分02秒
男子順位 第192位/1300人中   第171/1300人中
   
過去の通過タイム          
地点 距離   2019(今回) 2018 2017 2016 2015 2014
市役所 0.0km    0:00 0:00 不参加 0:00 0:00 0:00
馬返し 10.8km   57:52 59:16 (エントリー失敗) 52:58 52:53 54:05
五合目 15.0km   1:46:44 1:49:56 1:35:45 1:37:57 1:38:13
八合目 18.8km   雨天短縮 3:17:57 雨天短縮 2:49:54 2:46:04
山頂 21.0km   3:46:54 3:12:57 3:09:35
順位     第195位 第187位   第68位 第29位 第21位
                 
地点 区間距離   2013 2012 2011 2010 2009 2008(初参加)
市役所 0.0km    0:00 0:00 不参加 0:00 不参加 0:00
馬返し 10.8km   54:08 59:36 (故障) 57:15 (仕事) 1:02:03
五合目 4.2km   1:39:54 1:54:33 1:46:52 1:53:28
八合目 3.8km   2:47:39 3:11:48 3:00:58 3:23:10
山頂 2.2km   3:09:33 3:35:59 3:26:17 3:53:06
順位     第21位 第151位   第82位   第267位
                 
仲間の記録(一部抜粋)  
高瀬裕行 1時間28分17秒 第12位
折戸小百合 2時間07分59秒 第31位(女子)

経過

前日は22時頃に就寝。

いつもお世話になる定宿はエアコンが無い部屋だが、最低気温は17度台まで下がり温度的には快適だった。

しかし、個人的には途中で何度か目が覚めたので深い睡眠は出来なかった印象だったが、嫁さん曰く「イビキかいてたよ~」と言っていたので最低限は眠れたと思う。

4時に起床して朝風呂で温まり、4時半から朝食。

この時点ではまだ周りは暗いが薄っすら富士山のシルエットが見えていて、本日は山頂コース確定と思っていた。

朝食を終え準備していると小雨が降りだしていて富士山は見えなくなっていた。

しかしこれくらいの雨だし、このタイミングだし、雨雲レーダーも大したことないし、まさか短縮にはならないだろうと思っていた。

6時過ぎに弟の嫁さんが運転する車でスタート地点へ送ってもらう。

この頃は雨も上がっていたので山頂へ行く気満々で会場入り。

しかし会場へ歩いているとなにやら嫌な雰囲気。

そして嫌な予感は的中してしまい、まさかまさかで「雨天の為山頂コースは五合目に短縮となりました」とのアナウンスが流れてしまった。

明らかな雨なら諦めもつくがこの時点で雨も降ってなく時折青空も見えていたのになんで短縮なのか理解できなかった。

後に判った事だが、5時頃に1時間程度山頂付近で大雨が降り、この時の気象状況で”山頂コースは打切り”の判断が為された、との事だった。

山頂へ行けないと分かるとテンションも低下したが、そんな事いっても状況は変わらないでので気持ちを切り替えて五合目コースへ挑む。

そして定刻の午前7時に富士登山競走はスタートされた。

最初の2.8kmはキロ4:00~4:30/km程のペースで市街地を走行して浅間神社まで向かう。

浅間神社では前日の下見の甲斐もあって嫁さんと子供達が応援してくれていて元気を貰う。

ここからが完全に登り一辺倒の富士登山の始まり。

約5km地点の高速道路下までは5:00/km前後のペースで走る。

息は上がってキツイががそこまでオーバーペースでもなく今のところ順調。

一緒にスタートした弟は後方で走っているが気配すら感じず。

しかし8kmを過ぎた辺りからだんだんと疲労が蓄積されてきてペースダウン。

そして馬返し(10.8km)の500m程手前で弟に尻を叩かれてそのまま抜かれてしまった。

まあ登山道に入れば追いつくだろうと思いながらマイペースで走行。

馬返しではしっかり水分補給して登山道へ。

ウエストポーチに入れていたノ二のエナジードリンクも摂取。

このドリンクのお陰で一時的に疲労は回復したが(山に登っていないので)登山力が低下していた影響で登山道は走れずにひたすら歩く。

弟は20m程前に確認できていたがなかなか差が縮まらない。

登り坂がきつくて走れない、弟は見えているが縮まらない、体力低下は否めない、そんな状況で苦しいがゴールを目指して進むのみ。

そうこうしているうちに、脹脛がピクピクとなり始め攣りの予感。

走って弟に追いつきたいが、走ろうとすると攣りそうになり歩かざるを得なかった。

このような状況で非常に苦しかったがなんとか攣る事もなくラスト200mのロード区間へ。

悲しい事に、この僅かなロード区間さえ走る事も出来ず、弟に遅れること42秒で192位フィニッシュ。

結果的にもし山頂コースだった場合、脹脛の攣り次第でかなりの苦戦が予想されたので五合目で良かったのでは?と思ってしまうぐらい情けないレースだった。

そうは言っても、現時点での全てを出し切れたし悔いも残っていないので完全燃焼出来たと思う。

フィニッシュ後は持参したペットボトルで簡易シャワーを浴びて、選手用のバスで下界に降りて、会場で肉を食べて大会は終了した。

最後になりましたが、弟よ、来年は勝つ。

そして会場へ送ってくれた義妹や応援してくれた嫁さんや子供たちには感謝している。

ありがとうございました。

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