西穂高岳・ジャンダルム・奥穂高岳(2012.8.15)
 
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 新穂高〜西穂山荘〜西穂高岳〜ジャンダルム〜奥穂高岳〜穂高岳山荘〜白出沢〜新穂高
 
 
新穂高BTスタート(標高1110M)  22:53
 
工事用道路から西穂高岳登山道へ  0:02
 
激藪  2:05
 
両生類  2:13
 
激藪脱出  2:50
 
激藪を脱出して超感動の表情  2:50
 
西穂山荘到着(標高2380M)、ここで約40分の休憩 3:25
 
西穂山荘方向の風景、後続者のヘッドライト  4:27
 
今回唯一の晴れ間、月も見れました  4:37
 
西穂高岳独標(標高2701M)  4:53
 
水墨画の世界  5:09
 
ピラミッドピーク(標高2740M)  5:15
 
ピラミッドピーク(Oさん提供) 5:15
 
西穂高岳(標高2902M)  5:56
 
 険しい岩場 6:11
 
濡れた岩場を慎重に通過  6:17
 
ここを登ります  6:47
 
間ノ岳(標高2907M)  6:58
 
THE岩場  7:15
 
際どい岩場  7:23
 
天狗岳(標高2909M)  7:41
 
ここを下りますがその前に栄養補給(Oさん提供)  7:51
 
岩場は濡れているので慎重に通過します  8:01
 
天狗のコル(標高2830M)  8:06
 
落ちるな危険  8:28
 
両手も駆使して進みます(Oさん提供) 8:45
 
雪渓  9:23
 
ジャンダルム登頂(標高3163M)  9:30
 
風が強くて寒くて表情が硬いです  9:30
 
西穂辺りでグロッキーだったOさんも復活  9:30
 
濃いガスと降り続く雨  9:44
 
際どい下り  9:52
 
ガスの中からこんにちは  10:04
 
難所”馬の背”へ  10:16
 
馬の背、この痩せ尾根を通過します  10:17
 
 馬の背通過中(Oさん提供) 10:18
 
Oさん馬の背通過中、両サイドは断崖絶壁  10:19
 
ここを通過すると・・・  10:26
 
奥穂高岳(標高3190M)  10:32
 
イェーイ  10:33
 
ツーショット  10:35
 
 穂高岳山荘(標高2996M)へ 10:59
 
約30分休憩して下山開始  11:30
 
 白出沢ルート 11:45
 
適当に岩を通過、ここも濡れているので転倒に注意  11:58
 
谷の奥には雪渓  12:01
 
下ってきた谷  12:01
 
一瞬ガスが晴れました(Oさん提供) 12:03
 
雪渓とOさん  12:34
 
前方には笠ヶ岳(標高2898M)  12:44
 
ここから谷の横を歩きます  13:08
 
ガスっぽく見えるのはカメラが曇っている為  13:15
 
深い谷  13:25
 
圧巻の谷、岩の一つ一つがデカイ!  13:36
 
神通川の源流  13:38
 
銀竜草  13:50
 
白出沢出合到着  14:16
 
右俣林道ゲート  15:01
 
フィニーッシュ!  15:14
 
帰りに寄った「ひがくの湯」  16:25
 
高岡市内から見た積乱雲  18:04
 
Oさんと”ある計画”を実行する為に深夜に新穂高BTを出発。ロープウェイはこの時間運転していないので自力で西穂山荘まで向かう。
まずはしらかば平まで登山道と林道のミックスを歩く。しらかば平から工事用の車道を歩き終点にある分岐から登山道へ入る。しかしこの登山道は歩く人はほとんど居ない為、薄い踏み跡が残っている程度で、油断したら道を外れるような道だった。そして30分程歩いた時点で完全に踏み跡は消失(道を間違えたのかもしれない)。
OさんのGPSでルートマップを確認すると、「今居る地点から少し登るとコースに合流する」と示していたので、来た道を戻らずに藪の中を進む事にする。時刻は0時30分頃だったと思う。
藪というのはその名の通り、木、草、笹が生い茂っていて、蜘蛛や蛾や蚊等の生き物も沢山居て悲愴感溢れるコースだった。しかし登っても登っても一向に登山道は現れずどんどん悲しくなってくる。更に小雨も降り始め、体はびしょ濡れで、草のクズ&小さい芋虫や蜘蛛等の生き物が体中にこびり付いていて最悪の心境だった。この時点で登山道に出るのは諦めて、稜線上にある別の登山道に照準を合わせてひたすら激藪の中を歩き高度を上げる。そして藪の中を彷徨う事約150分、ようやく稜線上の登山道と合流。この時は長い長い暗黒時代を抜けたかの様な感動を味わえたし、二人で叫び合いながら喜んだ。しかしこの時点で想定よりも約3時間遅れていたので”ある計画”は時間的に断念せざるを得なかった。
そして3時半頃西穂山荘に到着。西穂山荘では体の付着物を落としたり、持参した朝食を食べて大休止。休憩後も相変わらず小雨が降っていたけど、回復する事を願って4時頃出発。
”ある計画”というのはOさんが考案した計画で、実行が不可能となった今、Oさんはテンションが大幅にダウン。その影響か歩くスピードも上がらないし、ネガティブ的な発言も飛び出していた。自分も着衣は濡れていて肌寒かったし、更に雨も降り続いていてので、このコンディションで日本の一般登山道の最難関と言われている西穂〜奥穂間の縦走はリスクが高いので西穂で引き返そうと思っていた。そして西穂高岳に到着後、Oさんにその旨を伝えると彼は「大丈夫」的な事を言ったのでそのまま歩みを続ける事になった。
奥穂高岳までの縦走路は画像の通り、際どい岩場や危険箇所の連続で、更に岩が濡れていた事も有り、慎重に慎重を重ねて進む。そして山荘から約6時間30分で奥穂高岳に到着。
山頂は展望も無いし、風も強く、肌寒かったので早々に穂高岳山荘まで移動。山荘内では雨の影響で沢山の人が休憩していた。Oさんも温かいうどんを食べていた。ここで残念な事が一つあった。山荘内は禁煙ではなかったので複数の人がタバコを吸っていた。自分はタバコの匂いが嫌いなので嫌な気分になった。今のご時世、下界でも禁煙や分煙が進んでいるのにどうして山荘内は喫煙がOKなのかが疑問だった。
山荘からは白出沢〜岩切新道〜右俣林道と歩き、新穂高まで無事に戻ってくる事が出来た。
今回の山行は当初の計画は実行できず、天候も生憎だったけど、新穂高を起点に全て人力で周回出来たし、藪を脱した時の感動は計り知れないものだったので大満足の山行となった、Oさんありがとうございました(^v^)。

※帰りに寄った”ひがくの湯”は入浴料700円のところが登山者なら600円、さらに風呂内では無料でペットボトルのお茶やジュースor缶ビールが飲めるし、髭剃りや歯ブラシも無料で貰える、更に入浴後はうまい棒を一人三本まで食べて良いと言ったサービスが沢山有って、凄く面白い温泉だった。お勧めです。
 
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