第65回 富士登山競走

             弟                            自分                   六合目(標高2500M)付近

      九合目(標高3600M)付近              利尻山で出会ったおっちゃん           利尻山で出会ったおっちゃん

          弟が来た〜                     フィニッシュ直前                    兄弟ショット

    ピースしてないでとっとと下りな!!       五合目では選手用のバス待ちで渋滞               表彰式

リザルト

種目         山頂コース男子

ナンバー       360

記録         3時間35分59秒

順位         第151位

通過タイム/ラップタイム   

馬返し(1450m 10.8k) 59:36 288位/2189人中
5合目(2250m 15.0k) 1:54:33(54:57) 348位/1669人中
8合目(3360m 18.8k) 3:11:48(1:17:15) 185位/1207人中
山頂(3711m 21.0k) 3:35:59(24:11) 151位/1111人中

※参考記録(前回2010年のタイム)        57:15(↓2分21秒
       は前回との比較        1:46:52(↓7分41秒)   (49:37) (↓5分20秒
                            3:00:58(↓10分50秒) (1:14:06) (↓3分9秒
                            3:26:17(↓9分42秒)   (25:19) (↑1分8秒

経過

前回と同じく忍野村松籟荘に前泊。4時30分起床、5時朝食。

会場へは指定された駐車場(鐘山グラウンド)からシャトルバスで移動

が、しかし6時に駐車場に着いた時点でシャトルバス乗り場は沢山の人が並んでいて「これに並んでいたら、もしかしてスタートに間に合わないかもしれない!!と直感で感じたので約4kの道のりをヒッチハイク目的の徒歩で移動することにした。

車通りも少なくて一台目はヒッチハイクに失敗、それ以降は車通りも無くヒッチハイクすら出来なかった。

スタート前に荷物を持ちながらの4kの移動は意外に長くてしんどかった。

残り1.5k程で兄さんが運転する軽四トラックが来た。市役所までの場所を聞いたついでに「もしよかったら近くまで乗せっててもらえませんか?」と尋ねると快く「良いですよ〜」と言ってくれた。

ここでのヒッチハイク成功は肉体的にも精神的にも相当助けられた気分で嬉しかった。兄さんありがとうございました。

スタート15分前に会場に到着。荷物を預けてスタートブロックへ。

そしてスタート2分前でも、スタート横の歩道にはシャトルバスで到着したと思われる人たちが、焦った顔で荷物預けの場所に走っている様子がうかがえた。

多分スタートに間に合わなかった人が複数居たと思う。徒歩で移動したのは大正解だった。

(バスの運営に問題有り)

さて、レースは7時に号砲スタート。

ロード区間は練習不足と体重増加等から不安があったのでマイペースで10.8k・標高差680mを走る。

中ノ茶屋付近(7.1k・標高1100M)で弟に抜かされる。

前回は馬返し(10.8k・標高1440M)まではほぼ走れたけど、今回は早々に歩く。馬返しの通過タイムは前回よりも2分21秒のマイナス。

この時点で自己ベスト更新は赤信号点灯。そして馬返しで弟を抜かす。

馬返しから5合目までは、走れるほどの余裕も無く、95%以上歩いていたので前回タイムよりも7分41秒、ラップタイムでも5分20秒のマイナスだった。

5合目から8合目までも自分との戦い。ラップタイムでも3分以上のマイナス。

実は8合目の関門の場所が分からなく、通過タイムは走ってる時点では不明だったので、ゴール予想も分からないまま走っていた。この時点では3時間50分切りぐらいのタイムだと想像していた。

8合目から山頂までは唯一前回のラップタイムを上回る事が出来た。これは利尻山で鍛錬した成果だと思う。

そしてフィニッシュ。タイムは3時間35分59秒。

ラストで少し飛ばせたので、なんとか36分を切る事が出来た。

ベストタイムよりも9分42秒遅かったけど40分を切れたのでまぁ満足です。

山頂では利尻山で出会った人が僕を待っててくれて再会。

固い握手を交わして、再びフィニッシュ地点に戻り弟を待つ。

弟は目標を3時間40分切りと言ってたけど結果は4時間18分40秒の741位だった。

山頂からは下山道を利用して12kの道のりを5合目まで移動。

5合目で、持ってきたコントレックス(フランス産のミネラルウォーター)でシャワーをして着替えてシャトルバス(約1時間待ち)で表彰式の会場まで移動。

表彰式会場の富士諏訪の森公園では無料の吉田うどんを食べた後、再びシャトルバスで鐘山グラウンドまで移動。

しかしこれが問題。バスは行き先別で4ヶ所のバス乗り場が在ったけど鐘山グラウンド行きは断トツで沢山の人が列を作っていた。

残りの3ヵ所は並んでいる人も少なくバスも適度に回転していたが、鐘山グラウンド行きは全然バスが来ず、来たとしても最大で23名ぐらいしか乗れないマイクロバスが来る程度で全く回転していなかった。結局は1時間以上炎天下の中で待っていたので大会よりもバス待ちで疲れた。

多分鐘山グラウンド行きに並んでいた人全てが”バスの運営に問題が有り”と思ったと思う。

でもそれ以外は素晴らしい大会。今回は従来の会場であった「市庁舎」が耐震工事で使えなかった為、表彰式会場が別の場所になり、このようにシャトルバスなどの移動になったらしい。前例が無かったのでバスの配置や数に問題があって仕方ないと思ったけど、これは酷過ぎだと思う。今後は今回を教訓に改善してほしいと切に願う

毎日新聞の記事
富士山頂の気温は午前7時時点で7・2度、5合目は20度。
レース中は全般的に気温が高く、暑さのためか、出走完走率(山頂4時間半以内、5合目3時間半以内)は、5合目女子を除いた各コースで前回大会を下回った。全出走人数3677人中の完走者数は2466人で出走完走率は67・1%だった。
コース別完走者は、
山頂コース男子1112人(完走率50・6%)▽同女子55人(同35・7%)▽5合目コース男子1143人(同98・1%)▽同女子156人(同96・3%)だった。

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