唐松岳(2010.12.19) |
NEXT>>> |
駐車場〜八方尾根スキー場〜八方池〜唐松岳〜八方尾根スキー場〜駐車場 |
スキー場をシール歩行 4:08 |
八方池山荘 5:48 |
八方池 6:35 |
オレンジに染まる 6:44 |
富士山も見れました 6:44 |
白馬岳がピンクに染まる 6:51 |
サンライズ 6:53 |
この瞬間だけの色彩 6:55 |
感動でした 6:55 |
ピース 6:58 |
白馬三山をバックに 6:58 |
7:04 |
ヤスヒロさん 8:00 |
ヤスヒロさんと並んで(深澤さん提供) 8:01 |
白馬三山 8:04 |
五龍岳 8:21 |
中央ピークが唐松岳 8:27 |
自分 (ヤスヒロさん提供) 8:38 |
8:38 |
唐松岳頂上山荘で剱岳と立山連峰が初登場 9:23 |
あと少しで山頂だが危険な岩稜氷化地帯 9:23 |
山頂への最後の登り(深澤さん提供) 9:43 |
唐松岳山頂着(ヤスヒロさん提供) 9:48 |
糸魚川方向 9:51 |
白馬岳方向 9:51 |
毛勝山(右)猫又山(左) 9:51 |
山頂標と剱・立山連峰 9:51 |
五龍岳 10:01 |
初山スキーでここまで来れて感動です 10:02 |
ヤスヒロさんと深澤さん 10:04 |
記念すべき初滑り(深澤さん提供) 10:17 |
腰が引けてる感じ(ヤスヒロさん提供) 10:45 |
左端のシュプールが自分です 10:49 |
転倒のついでに撮影 11:19 |
昨日滑っていた白馬47 11:35 |
白馬村も真っ白 11:35 |
無数のシュプール・気持ち悪っ! 11:40 |
八方尾根スキー場を下る 11:52 |
五龍岳 12:36 |
ちょっと寄り道して撮影 12:46 |
帰り道高速道路から見た立山連峰 14:30 |
・今年の夏にヤスヒロさんと自転車で名古屋ロングライドに同行させてもらった時いろいろ話を聞いて今冬は山スキーをしようと密かに決めていた。最低限必要だと思う道具を揃えその時を待っていた。そして18日の土曜日にゲレンデで練習して19日の日曜日に山スキーデビューするつもりでいたがなんとも嬉しいことにヤスヒロさんに誘っていただきました。正直二人に着いていけるとは思っていなくて危険を感じたら戻る事を念頭に置いて同行させてもらいました。土曜日に白馬47&白馬五竜で練習して一旦石川の自宅に帰り所用を済ませて22時から再び白馬に向けて出発。月明かりで立山連峰の雪の白さがはっきり分かる程の快晴、テンションがあがったまま深夜1時に白馬着、2時頃ヤスヒロさんに挨拶をしてクトーを借りる(必要だと思わなくて買ってなかった)。そして準備をして深澤さんと初対面で挨拶をして3時八方尾根スキー場を出発、初めてのシール歩行は感動ものでした。ヘッドライトの明かりを頼りに快調に標高をあげて振り返ると白馬村の夜景がとても綺麗でした。ここまでは全く問題なく登ってこれたが斜面の角度が上がると自分だけ後ろに滑ってしまい登れなくなる、二人と離れてしまい焦ったがお借りしたクトーを装着すると全く問題なく登れてすぐに追いつくことができた。ゴンドラ駅終点で休憩をしていよいよラッセルゾーンに突入、二人に挟まれた隊形で登る。90度ターンも初体験で毎回板を雪に引っ掛けてしまいターンの度に止まってしまう(-_-)。なんとかスキー場最上部の八方池山荘に到着、辺りはまだ暗闇だった。稜線を歩いていると徐々に東の空がオレンジ色に染まってくる、オレンジはだんだん濃くなり空も明るくなり最初に白馬岳がピンクに染まり始める、やがて周りの山や周辺の雪もピンクに染まり雪山の御来光は初めてで涙が出そうだった。太陽が登りきるとそこは青と白の世界でした。最高の景色で最高の気分でした。稜線上は硬い雪は歩きやすくラッセルになるとトレースを通るので楽だったが何度か先頭をやらせてもらうが角度が少しでも急になるとどう進んでいいか見当もつかず全く進むことが出来なかった。一番ラッセルがきつい部分を超えると次はクラストした部分や岩稜帯が出てくる、二人にしっかり挟まれながらクトーを効かせて慎重に通過しやがて唐松岳山頂山荘に着くと前方に立山連峰と剱岳がドカーンと迎えてくれた。唐松岳の山頂もあと少しである。唐松岳までは岩と氷でしかも巨大な雪庇が形成されていて危険だったが深澤さんがすぐ後ろで指導してくれていたので通過出来そしてヤスヒロさんが待つ唐松岳山頂に到着できました。ここでは感動してしまい素で涙が少し出てきた。三人で握手をして写真を撮りまくる。30分ほど滞在してお楽しみの滑走と言いたいとこだったがお楽しみというより恐怖感の方が強かった。スキー場と違いコースを外れたり転倒して滑落でもしたら即刻死に繋がるような場面なので慎重に慎重を重ねて滑る。滑落の心配がない場所でもパウダーの斜面は慣れてなくて何度も転倒してしまう、さらにこのあたりから問題発生、登りで太腿を使った影響で少し滑ると太腿がスタミナ切れ状態(ハンガーノック状態)で踏ん張れなくてとても辛かった。何度も転倒したり止まったりしてお二人には申し訳なかったです。なんとかスキー場が見える位置まで来ると「あとは一人で降りれますから」といい別れる。一人になってからは少し滑っては休憩という事を何度も繰り返してゲレンデに到着、ゲレンデに出ても既に太腿は死んでいて辛い下りだった。普通の状態なら10分もかからず滑り下れるのに30分以上も掛かってしまった。山麓に降りたころヤスヒロさんから電話が掛かってきて待っててもらうのも非常に申し訳なかったので電話でお礼を言い先に帰っていただいた。なんとか自分も疲労困憊の状態で駐車場に戻ってこれました。 今回の山スキーデビューは正に感動の連続でした。しかもただの山スキーデビューじゃなく超人ヤスヒロさんと名人深澤さんに直接指導されながらの山スキーで最高の山スキーデビューとなりました。道中冬山の危険性や山スキーの道具についての考え方お二人の技術やルートファインディングなども目の当たりにでき他にも人生についてもお話も聞けました。何度お礼を言っても足りないくらい貴重な体験をすろことが出来ました。本当にありがとうございました。今日見た事聞いた事体験した事をしっかり吸収してもっともっと経験を積んでいつの日かお二人に引けをとらないような山スキーヤーになりたいと思った!! YASUHIROさんのホームページへGO |
NEXT>>> |