自宅で録画していた千と千尋の神隠しを見ていた。
話が面白くなってきた22時08分にいきなりゴーーという轟音と共に部屋が縦に揺れた。
この瞬間(僕は一階に住んでいるので)二階が落ちてくる恐怖感に襲われた為、咄嗟に窓を開けベランダの柵を乗り越え地面に飛んだ。
着地した時はまだ揺れていて、その後直ぐに緊急地震速報の町内放送や警告音が鳴り響いていた。
何人かがカーテンを開けたりしていたが、建物自体に被害は無さそう。
外に出てた人と少々会話して、一旦窓から部屋に戻り、状況を確認してから携帯電話をチェック。
見た事ないぐらいのメール、ライン、が入っていてたが、直ぐに母から電話があり無事を伝える。
その後はとりあえず皆に返信して無事と伝える。
その頃から右膝がジンジンと痛み出してくる。
これはベランダから飛んだ際に地面に打ってしまった痛みだった。
そして興奮状態のまま、デジカメと携帯電話を持って職場へ。
地面が陥没して水路が溢れていた |
道中は二ヶ所程で地面が隆起していたり、家の外に出ている人もちらほら居た。
職場はいろいろ散乱していたが、見た感じ「それほど大きな被害はなさそうだな」という印象。
その後自宅に戻り、携帯電話でやりとりをしつつ部屋の後片づけ。
被害としては、いろいろ散乱していたが、その中でも急須、電気ポット、除湿機が倒れてて水がこぼれていた事。
流し台に調味料やその他いろいろな物が落ちていて、皿も1枚割れていた事、ぐらいだった。
でも一番ホッとしたのが、カレーが無事だった事だった。
この日の夕食はカレーライスだったのだが、流し台が狭いので床に置いたオーブントースターの上にカレー鍋を置いていた。
このカレー鍋がもし落下して中身がこぼれたいたら?と思うと(勿体ないし、掃除も大変だし)ゾッとする。
だがしかし、副神漬は落下していて汁も垂れていた(−−〆)
今回の地震は自身でも初体験の大きな揺れでマジでビビったし怖かったです。
今までいろいろと大きな地震災害を報道を通して見てきたが、実際に自分で体験すると恐怖意外の何物でもなかった。
僕が住んでいた白馬村北城は最大震度5強だったが、6・7とかになると想像もつかない程の恐怖だと思う。
今後いつ起きるか分からない巨大地震に対しては、正直言って何を準備すればいいか分からないけど、それでも準備をしておこうと思う出来事だった。
最後に、心配するメールやラインや電話をくれた方々、ありがとうございました。
こういう時こそ、特に人との繋がりの大事さが身に沁みてきます。