姉は双子君を妊娠していて昨日定期検診に行った。
検診の結果、予定日は近いのだがまだ生まれる気配が全く無いと言われたらしい。
姉には二歳になったばかりの息子がいるのだが、昨晩彼は「あか、あした」(あかちゃんあした)と言っていてそれを皆聞いていた。
今朝ランニングをして自宅に帰ってくると、母親に開口一番「三時過ぎに無事生まれたよ」って聞かされた。
未明に母親に連れられて病院に行っていたらしい。
シャワーを浴びていてふと思ったのが、甥の言っていた通りになったという事だった。
甥はおなかの中の赤ちゃんとコミュニケーションがとれていて、今日六日に生まれてくる事が分かっていて、それを昨晩皆に教えてくれたのだ。
上手く言えないけど、子供には常識では考えられない不思議な能力があって、それは成長していくと同時に徐々に失われていく能力なのかもしれない。
まさに不思議な出来事である。