海抜0mからの白山(2013.5.31)
 
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 手取川河口〜別当出合〜甚之助ヒュッテ手前〜別当出合〜観光新道〜室堂〜御前峰〜室堂〜砂防新道〜別当出合〜手取川河口
 
 
海抜0m、美川臨海公園で記念撮影  1:03
 
スタート 1:11
 
この辺りは凄い霧でした  1:25
 
最後のコンビニ(白山市吉野)で栄養補給  2:38
 
白峰ゲート到着、ここまで2時間40分  3:56
 
市ノ瀬到着(標高820m)  4:36
 
別当出合到着(標高1260m)  5:16
 
登山スタート  5:36
 
残雪は標高1600m辺りから在り  6:06
 
既にこの辺りの雪はカチカチでした  6:37
 
My shadow  6:37
 
別山  6:37
 
トレランシューズではこの斜面登れず  6:51
 
強風も吹いていたので穴で待機(雪が腐るのを待っていた)(標高1840m)
しかし風に因る寒さとモチベーション低下で敗退を決意
そして下山  7:19
 
中飯場(標高1550m)  8:02
 
失意の敗退  8:22
 
別当出合ではアイゼン無しで同じく敗退した男性と遭遇
喋っている途中から観光新道に行こうと思い再び登山開始  8:46
 
新緑街道  8:57
 
白山禅定道分岐  9:15
 
尾根上は雪無し  9:15
 
白山釈迦岳(標高2053m)  9:27
 
ナイフリッジ  9:28
 
砂防新道の敗退標高を余裕で通過  9:35
 
別山  9:36
 
この辺り迷いやすいので注意、僕の場合GPSがあったので余裕でした  9:38
 
ノニジュースで活力アップ  9:52
 
雪は腐っていてキックステップで登れます  10:09
 
滑ったらさようなら  10:14
 
黒ボコ岩到着(標高2320m)  10:16
 
弥陀ヶ原から御前峰  10:18
 
弥陀ヶ原定点カメラを逆撮り  10:21
 
 室堂到着 10:30
 
まだまだ残雪が豊富です  10:32
 
山頂へ向けて  10:35
 
海抜0mから9時間35分で2702mの山頂へ  10:51
 
剱岳(左・2999m)、立山(右・3015m)  10:52
 
薬師岳(2926m) 10:52
 
槍ヶ岳(左・3180m)、奥穂高岳(右・3190m)  10:52
 
乗鞍岳(3026m)  10:52
 
御嶽山(3067m)  10:52
 
ピース、上下パタゴニアのウェア  10:54
 
山頂標と室堂平と別山  10:54
 
北アルプス全景、手前は奥三方岳(2150m)  11:00
 
定番アングルショット  11:01
 
白水湖(大白川ダム)  11:04
 
ひるがの高原  11:04
 
意外にベストショット、セルフタイマー利用  11:08
 
白山奥宮、下山開始  11:07
 
室堂と別山  11:28
 
この辺り積雪2m  11:30
 
室堂と御前峰  11:36
 
さらば白山  11:43
 
急な斜面を靴スキー  11:47
 
靴スキー姿を撮ってくれたYさん  11:50
 
一部夏道が出てますが全て靴スキーで滑降  11:51
 
甚之助ヒュッテに一直線  11:57
 
甚之助避難小屋(1975m) 12:00
 
ひたすら下山  12:01
 
5時間前に待機していた穴にカムバック  12:05
 
中飯場、奥に不動滝  12:27
 
やったぜ、無事下山  12:42
 
さてダウンヒル開始しますか!  12:55
 
市ノ瀬通過〜  13:06
 
白峰ゲート通過〜  13:24
 
瀬戸地区にある清華園で昼食タイム  14:07
 
ラーメン(500円)、おにぎり(120円)、餃子(330円)でエネルギー補給
約20分休憩 14:11
 
強い向い風の中いよいよ日本海へ  16:10
 
完全燃焼、完全満足  16:14
 
・海抜0mから自転車利用で白山へ登ってきました。

前夜から一睡もしないまま深夜0時半に自宅発で約12km離れた手取川河口(日本海)へなるべく体力を使わないようにして自転車で移動。
深夜の日本海は「北朝鮮のスパイがいるかもしれない」という恐怖でかなり不気味だった。
そして1時11分スタート。
途中自転車の鍵を忘れた事に気付き河川敷道路を降りて一旦自宅へ戻る。

鶴来地区にある国道157号線の温度計は14℃で走行中は寒くて、途中からウインドブレーカーを着用。
ウインドブレーカーは暖かかったけど、透湿性が無かったので大量の湿気(汗)で上半身はビチョビチョになる。

白峰ゲートまでは順調に漕げていたが、流石に市ノ瀬や別当出合に向けては標高差があるので結構辛かった。
しかし気合で何とか別当出合まで到達。ここで大休止。
朝食のコンビニおにぎりと大副を食べる。
別当出合では自転車にしっかり鍵を掛けていよいよ登山開始。

最初の吊り橋ではなんと薄い氷が張っていた、嫌な予感。
中飯場までは夏道、そして最初に出てきた残雪に乗るとなんとカチカチだった。
(前日は雨だった事と放射冷却現象で気温が低下した事で雪はアイゼン必須の状態だった)
でも敗退はしたくなかったのでなんとかルートを見つけて両手も使い登る。
しかし甚ノ助避難小屋から直線距離で300m手前、標高1840m地点で遂に進行不能に陥る。
時間が経てば雪が腐ってきて登れるだろうと思い、一旦木の幹の周辺の穴に入り待機。(風も強くて耐寒的にかなり寒かった)
しかしいくら待っても雪は溶けず、次第にモチベーションも低下してしまい、無念ながら下山を決意。
下山は登り以上に慎重に下る。そして別当出合に戻る。

別当出合では同じく途中敗退した男性と会話。
この時間の間に「どうせなら観光新道も行けるとこまで行ってみよう」という思いに駆られ、8時45分再びアタック開始。
観光新道の中盤以降はほとんどが尾根なので、予想通り雪は少なかった。
更に時間も経っていたことから雪は腐っていてトレランシューズでも十分登れるレベルだった。
ただ夏道と残雪のミックスで道は分かり難かったけど、GPSを持っていたので迷う事も無く順調に登れた。

黒ボコ岩・室堂と順調に通過して遂に白山山頂に到達。
空気も最高に澄んでいて北アルプスまでくっきり見る事が出来、素晴らしい展望だった。

山頂では20分程滞在して下山開始。
帰り道は砂防新道を利用。
黒ボコ岩直下の急な斜面も豪快に靴スキーで滑り、あっという間に甚之助避難小屋に到達。
小屋からもハイスピードで下り、数時間前に待機していた地点も通過して残雪ゾーン終了。
中飯場経由で別当出合へ。

別当出合では靴を履き替えていよいよ超高速ダウンヒルの開始。
下りは超気持ち良くて、新緑の中をまるで風になったかのように下る。
約10分で市ノ瀬に着いて、ここからも高速走行のまま白峰ゲートを通過。
このままノンストップで海まで行きたかったけど空腹感も半端なかったので途中でラーメン店やコンビニで腹ごしらえ。

海までは下り坂と言えど、強い向い風でなかなかペースはあがらず我慢の走行。
鶴来地区では自宅付近を通ったけど、自宅には寄らずにそのまま海まで向かう。
そして前方にいよいよゴール地点「手取川河口」が見えてきた。
そして遂に開始から約15時間、標高差2702mの石川県最高峰を海抜0mから自力で往復するというミッションを見事に完遂する事が出来た。
体力低下感は否めないけど、今日も完全全焼する事ができたし、また一つ誇れる思い出を作る事が出来て大満足。

追伸・ゴール後は約12km離れた自宅へ向けて再びペダルを漕いだ。
 
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