前日（土曜日）はとても忙しい日で、大会も含めいろいろやっていて寝る時間も無く0時半に自宅を出発。
準備をして2時に別当出合発。
気温は10℃程で肌寒かったが、行動中は半袖短パンで大丈夫だった。
残雪は最近の雨の影響で、先週来た時よりもかなり溶けていた印象だが、まだまだ豊富に残っていた。
だいたい1800ｍ以上からスポット的に残っていて、夏道を外れないように注意しながら歩く。
甚之助小屋付近の雪渓は、小屋を経由しなくても更に登れそうだったので小屋は寄らずに登る。
気温は低めだったけど雪自体は表面から3ｃｍぐらいは腐っていたので先週程スリップする事は無かった。
黒ボコ岩付近から東の空が徐々に赤くなり始める。
この時点では空全体は雲に覆われていて、「御来光はどうか？」と思っていたが、こればっかりは登ってみないと分からないので期待しながら登る。
スタートから1時間50分で室堂到着。
自分はアームウォーマーや軍手を装備、弟はマフラーやジャケットを着て防寒対策をして山頂へ向かう。
登山道には先行者がちらほら見えていた。
そして開始から2時間15分で白山御前峰に到着。
最初に東の空（北アルプス方面）を見て驚愕
空がオレンジ色に光り輝いていて最強に綺麗だった。
しかし風は強くてかなり寒かったので早々に岩陰に隠れて待機。
それでも寒かったのでバラクラバ（目出し帽）も装着、更に肌を露出している足が特に寒かったので持参したブランケットも足に巻きつける。
多少は”まし”になったが寒さに耐えながら御来光待ち。
ただ景色は最高に綺麗だったので視覚を筆頭に脳は充分満たされていた。
そして山頂で待つ事約15分、ついにその瞬間が訪れた。
立山と薬師岳の間から光り輝くオレンジ色の光が！！
掲載した画像の通りとても綺麗な御来光を拝む事が出来た。
御来光を充分楽しんだ後は次に楽しみな時間。
それはカップラーメンタイムだった。
持参したガスバーナーでお湯を沸かし、兄弟で温かいラーメンを食べて〆に緑茶を飲んで暖まる。
山頂では1時間ほど滞在して下山開始。
下山直後は、寒い中座っていた影響で筋肉は固まってしまい動きも鈍かったが、直ぐに復活して軽快に下る。
室堂以下は「今日は日曜日だし50人位はすれ違うだろう」と予想したので砂防新道経由で人数を数えながら下る。
黒ボコ岩以下からぽつぽつと人とすれ違うようになり、以降もどんどん登山者とすれ違い、結局別当出合までに70人以上とすれ違った。
そして開始から約5時間でスタート地点の別当出合に到着。
その後駐車場に戻り、着替えてから帰路についた。
そして帰宅後はシャワーを浴びて、繁忙期のいつもの職場へ向かった。
次は7月1日の白山夏山開きの日に御来光登山予定。
晴れてほしいな〜、